プロショップ タカムラ製作所/
実業団自転車チーム「スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ」
SEIICHI TAKAMURA PROFILE

高村精一
プロフィール

高村精一 プロフィール

RAVANELLOチーム監督
RAVANELLOフレームビルダー

1943年3月1日 東京都生まれ。中学生の頃サイクリングの魅力にとりつかれ、独協高校入学と同時に競技活動を開始。高校2年、3年の時に関東大会で2連勝し注目を浴びる。1961年日本大学入学。学生界きってのスプリンターとして知られる。

■現役時代の主な成績

全日本学生選手権 スプリント 優勝 1回 2位 2回
関東学生選手権 スプリント 優勝 2回
東西学生選手権 スプリント 優勝 1回
国民体育大会 東京都代表 7回
400m速度競争 優勝 1回 2位 4回

関東学生 自転車T6×22 800m 1位
1963年 岡山国体予選400mスタート1位

1964年には東京オリンピック強化選手に指定されるが不慮の事故により出場は不可能に。日本で行われたアジア大会には日本代表として出場。
大学卒業後は、家業の精密機械加工業で金属加工技術を研鑽。1974年にタカムラサイクル開業。1977年より、自らのサイクリングと選手としての経験を生かし、ラバネロブランドで自転車フレーム製作を開始する。フレーム作りは全くの独学であったが、研究に研究を重ねて、独自のフレーム寸法理論を確立する。

ラバネロブランド自転車フレーム製作開始

1980年には、モスクワオリンピックの日本代表選手選考会で優勝者がラバネロを駆り、注目を浴びる。1994年には日本オリンピック委員会強化スタッフスポーツコーチに任命される。2000年、シドニーパラリンピックでコーチとして参加し、視覚障害タンデムで金メダル獲得に貢献する。

2000年 シドニーパラリンピック

主宰するチームラバネロは国内でも有数のクラブチームと言われ、ツール・ド・北海道で個人総合優勝を3回達成する。チームでは監督、コーチ、メカニシャン、マッサージャーまでこなす。近年はU17、Jr、U23などの若手選手育成に重きを置いている。また、健康の為のサイクリングを実施している。

ツール・ド・北海道