| Race Report 2001 |
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ジャパンカップサイクルロードレース 10月27日(土)・28日(日) 栃木県・宇都宮市森林公園 ジャパンカップ公式ホームページ: http://www.japancup.gr.jp/ |
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ヨーロッパプロが多数来日 土曜日のフリーランでは海外プロと一緒に走れるぞ! |
晩秋のビッグイベント、ジャパンカップが、今年も宇都宮森林公園で開催された。海外トレードチームが多数来日するこの大会は、国内で最も華やかな大会の一つだ。昨年はランプレ勢が1〜3位を独占したが、今年もランプレはジロ・デ・イタリアの覇者シモーニを連れてくる「本気モード」。昨年のこの大会の優勝者コドルも含めて、優勝候補の最右翼と思われる。 国内からは実業団ランキングの上位8チームが参加。これにヨーロッパトレードチームが6チーム、国内競輪選手から選抜された2チームの合計16チームが、日曜日のプロロードレースに出場する。 |
プロロードの前日、土曜日は、午前中のフリーランとJCRCのレースに続いて、午後は登録競技者の男子アマチュアと女子のレースが開催された。 男子アマは、序盤からペースが上がり、集団が幾つにも分かれる展開となった。ラバネロ勢は田中泰治がただ一人、先頭集団に残り期待されたが、残り1周を前に射撃場へ向かう左直角コーナーでオーバースピードで落車。結局19位に終わった。田中以外の選手は、全員タイムアウト・リタイアで完走はならなかった。 女子のレースは今年プロに転向し、女性版ツール・ド・フランスを完走した沖美穂(チェブロ)が圧倒的な強さを見せた。ラバネロの杉村久美が序盤食い下がったものの、中盤以降は差が広げられてしまう。結局沖が優勝。杉村は2位に入賞した。 女子結果(42.3km 出走13名・完走13名)
アマチュア男子結果(66.7km 出走150名・完走27名)
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日曜はいよいよプロのレース。林道と公道を組み合わせた1周14.1kmの周回コースを11周(ラスト1周は10.3kmのショートカット)する、151.4kmのレースだ。16チーム、合計78名の選手が出走。天気は朝まで晴れていたが、スタート直前になってにわかにかき曇り、ポツポツと小雨が降り始めた。 レースは朝10時にスタート。序盤は小刻みなアタックが繰り返されるものの、集団は大きく崩れない。1周目のラップタイムは23分台と速かったものの、2周目には26分台と、やや落ち着いたペースとなった。 レースが動いたのは3周目、山岳賞を狙う新保光起(愛三)がアタックし、ラバネロの福島康司がこれに反応。最初の山岳賞は新保が獲得し、そのまま2人での逃げとなる。福島と新保はメイン集団に最大2分半の差を付け、逃げ続ける。雨はいよいよ本降りになってきた。 静観していたメイン集団も、前の2名を追う動きができ始め、活性化してくる。海外プロが中心になってペースが上がると、集団は一気に割れて、3・4の集団に分割されてしまった。そしてポストスイスの2名が飛び出し、先頭を追撃し始める。 ポストの2名はスイスチャンピオンのエルミガーと、クレルク。ポストスイスは今年でスポンサーから撤退が決まっているが、来期のスポンサーがまだ決まっていない。何としてもここで目立っておきたいところだ。ポストの2名は5周目に先頭2名に追い付き、ここで新保が後れてしまうが、福島は残り、先頭は3名の集団となる。 6周目の山岳賞は福島が獲得。後方からはさらに3名の追走集団ができる。その後ろは、シモーニらランプレ勢が引っ張る集団。いよいよレースが本格的に動き出したが、福島以外の日本人選手は全員さらに後方。ラバネロ勢では高村直樹、沼田雄一が前半で後れてしまいリタイア。飯島誠と高橋栄光は、シモーニの集団から2つ後ろの集団で走っている。 レースは後半に入り7周目、先頭集団からポストのスイスチャンピオン、エルミガーが単独アタック。福島ら2位集団は追走3名と合流して、ここからポストのクレルクが後れて4名の2位集団となる。この後ろのシモーニの集団も、前との差を詰め始める。 エルミガーは快調に逃げ続け、9周目の山岳賞を獲得。このまま優勝かとも思われたが、残り2周を切って急激に失速。2位集団とともに、シモーニの集団に吸収されてしまう。いよいよここからが最後の勝負。しかしレース序盤から逃げ続けていた福島は、とうとう力尽きて、集団から後れてしまう。 海外選手だけになった先頭集団からは、残り1周で満を持してシモーニがアタック。もう誰も追うことはできない。そのまま単独で逃げ切ってゴールイン。具蘭ツール覇者の貫禄を見せつけた。 福島康司は単独で残り2周を走りきり、12位でゴールイン。もちろん日本人最高位。残るラバネロ勢の飯島誠と高橋栄光は、ゴールはしたもののタイムオーバーで失格となってしまった。完走は27名で、そのうち日本人は僅か7名だった。 今回、日本人選手のほとんどが完走を目指すのが精一杯という中、ただ一人ヨーロッパプロを相手に果敢な攻撃を見せた福島康司。フランスでの武者修行の成果を発揮し、今シーズン大きく成長した姿を見せてくれた。表彰式、山岳賞の表彰で表彰台に登った福島に、ファンからは惜しみない拍手が送られていた。 プロ結果(151.3km 出走78名・完走27名)
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