店主


 店主は18歳からパン業界に飛び込んで、ひとりですべてを切り盛りしている。
健康管理の為にマウンテンバイクをロードバイク風にして乗っていたが、自転車暦40年の人にクロモリというスチール素材で作られた自転車フレームの良さを教えられ、すっかりハマリ込む。同じ桜台にあるプロショップ「タカムラ製作所」のオリジナルブランド「ラバネロ」のロードバイクで、閉店後に1~2時間走るのが日課。
 パンのこだわりは、天然酵母。
油を極力使わない。砂糖もギリギリまで減らす。そうすることで、酵母の美味しい香りが残る。日本人の口に合って、食べ応えがあり、体にいいパンを目指している。日本各地のベーカリーのパンを食べるうちに、多くのパンが油と砂糖を容易に使っているのいることに疑問を感じ、パンの研究を積み重ね、自分の中で理想のパンを作りたいと開店に至る。開店前に店の大家さんと、ミシュランで星を取った2人のシェフの友人たちと大阪、京都で評判のパン屋を巡り、その後も一人で神戸を巡って、その中で店のデザインを考えた。店の外装と内装に使われているのは秋田杉で、暖かい木の温もりが感じられる。店のデザインにもこだわりを持つ。
 パンの素材にもこだわっている。フランスパンとリュスティックに使われるのは、フランス産のゲランド塩とフランス産小麦100%を使い、フランス産小麦ならではの香りと味にこだわっている。また、ぶどうパンとドライフルーツ5種とCチーズとメイプルシロップには、ドライフルーツを赤ワインと広島の光源寺養蜂園の国産はちみつ100%に漬け込み、味わい深いパンに仕上げている。
 店主はこだわりを持ち、確かなパンの味わいをお客様にお届けするため、日々研究を重ねている。